『雨ときどきパンケーキ』

雨女まいたんがゆく、ときどきパンケーキ、のちにかき氷。まれにスコーン。

だるまや餅菓子店・安心安全のこだわりの店 

 

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【十条 】だるまや餅菓子店

十条…たぶんここへ来る用事がなければ来なかった駅だと思います。
駅から伸びる商店街は早くも年末の賑わいをみせ活気に満ちています。
その商店街の中にある甘味処。

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「えっ、こんな庶民的なお店なんや?」というのが第一印象。
明るい女将さんが中へ誘導してくださいました。正真正銘庶民の街の甘味処。

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ここへ来た目的は、
●特選丹波栗かき氷 2100円(高っ・・・)
これが食べたくて食べたくて!!

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さっそく注文すると、
「今年の分はもう終わったんです〜」
えぅぁああぇぇぇ(´;ω;`)〜?!?!

だって去年は3月くらいまであったやないですか?!と聞くと、
10月は良い丹波産が入荷したが、その後に仕入れたのが虫食いで返却して、それ以降は仕込めなかったそう。

あああ〜(´;ω;`)このために来たのに!!
と思わず言ってしまいました(だって2年越しの念願…)
すると若いご主人(三代目)が「身内のストック分があったかも知れない」と見て来て下さることに!

なんと申し訳ない…!(>人<;)!

「一食分だけあったんで!しかも丹波産」

あ、ありがたや〜(´;ω;`)♡♡♡
本当にこれで正真正銘今期分は終了ですって!本当にありがとうございます!

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サクッとしながらふわっと空気を含んで軽く立つ氷の上に、濃厚な茶色の和栗のペースト。
口に含んだ途端、まったりと舌の上に広がる栗本来の風味。
まるで贅沢な栗きんとんの様。
甘みは和三盆だけだそうで、しかも極力栗に味は任せてあります。

更に「これ、モンブランの上に掛ける用のがあったから!」と
小鉢で更に緩めの栗ペーストを別添えでくださいました(´;ω;`)←恐縮

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秋にあまり味わい切れなかった栗を、ここに来て補充!いやぁ贅沢…!

本来2100円のかき氷だそうですが、完全体ではなかったので1800円頂きました。
原価が掛かっているとはいえ、かき氷にしてはかなり高額です。

「うちはかき氷もひとつの料理だと思ってやってるんで」という三代目。相当のこだわりの様子。
色々とお話ししていくうちに、あれやこれやと出して頂きました…!

最高級の素材に出会うため農家や生産者に直接掛け合いに行くんだそうで、日本全国をご自分の足で駆け巡っておられる三代目。
「丹波で良い小豆が手に入ったんですよ〜」と嬉しそう。
聞けばとんでもない仕入れ値なんです!
他にも埼玉の一杯7〜8000円のお茶もあるとかで、袋を見せて頂きました。

そしてそこに来店された、ご近所の蕎麦屋のご主人。
この方も相当のキワモノで、1日に二組?二人?しか客をとらない、手挽きにこだわる蕎麦屋だそう。
このお二人の食材に掛ける意識が飛んでもなくとんでいて!とんでなくヘンタイで!(褒めてます!)

「こんな事だから普通のお客さん寄ってきやしないね〜」

流れる様にこだわりをお話しされる三代目の横で、お母様である女将さんがツッコミ。
これが愛嬌ありまくりですごく可愛くて(笑)
遠くから来たから、とお土産に大福くださるお気遣い…(´;ω;`)♡

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大福などのお餅も手ごねでお父様である二代目が作っておられるとのこと。
三代目の凝り性は先代譲りかな?


話はどんどんディープな方に!
和歌山までわざわざ仕入れに行って、蕎麦屋のご主人が選別なさって、選りすぐりの完熟梅と香川の最高級和三盆で漬け込んだそう。

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普通、梅シロップをとった後の梅ってカッスカスになりますが、この梅の果実感。
まるで杏や桃の実の様に肉厚な実が残っているんです。
それでいて、とろ〜…っと濃厚なシロップは琥珀か瑪瑙の様な美しさ。
和三盆のおかげか一切角がない…美味しくて美味しくて。
これをかき氷に掛けて提供されているのですが、「本来なら2700円くらいしちゃう」という事!

最後に話はコーヒーへ。
大阪にこだわりすぎてティースプーン一杯2500円とか言うヘンタイな(苦笑)珈琲店があるのですが、負けてなるものかとご主人、水出しコーヒーを熟成させて作っちゃった!

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最初「たまり醤油かな?」と思ったくらいのそれは(笑)、もう次元の違う飲み物に。
とにかく香りがすーんごい!!!
シロップの様に濃厚になっていて、なぜかコーヒーの実を思い描くようなフルーティさ。
飲み干した後の器もずーっと香りが続く!
これ、下手なアロマオイルより落ち着くんですけど…
まるで香炉の様にずーっと香りを嗅いでいました。

なんだか不思議な時間で、私の様な素人に、職人がお二人がかりで色々とお話しして下さって、凄かった…

全国にネットワークが出来たから、これからのお店の方向性を少しずつ打ち出していきたい、という三代目の目には野心が溢れていました。

私個人の考えですが、かき氷が2000円~くらい高額になって来ると、
それはもうそれ相当のバックグラウンドが必要となって来ると思うのです。
原価がこれだけ掛かっているから、というのだけではこの料金はあまりにもかき氷というものに不釣り合い。
それだけの料金を取るからには、お店の立地、佇まい、しつらえから、器選び、ひいては従業員の立ち居振る舞い、ユニフォームに至るまで、それ相当のものである必要が出てきます。

はたして十条の庶民的な商店街でどこまでお客さんがそれを求めるか、です。
おそらくその辺りの方向性をこれから考えてゆかれるのだと思います。

数年後にまた訪れてみたい面白いお店、だるまや餅菓子店さんでした。
たくさんご馳走様でした。



関連ランキング:かき氷 | 十条駅東十条駅


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